大学コンソーシアム八王子

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FD・SD事業

FD・SD 事業とは

大学間の連携強化を図り、大学教職員の能力向上をめざします

「FD・SDフォーラム」および「SD勉強会」は、大学コンソーシアム八王子に加盟する25大学・短大・高専の連携による資源の共有化と相互補完、 効率的な教育改革の推進、共通して直面する問題及び共同して取り組むべき課題について情報交換や人的交流を含めて連携の強化を図り、大学教職員の能力向上をめざします。

SD勉強会 開催報告

令和5年12月5日(火)に、加盟校のSDを推進する若手・中堅職員を対象としたSD勉強会を開催いたしました。
 
今年度は、「大学におけるSDとは!?」をテーマに、18大学等から36名(オブザーバー含む)が参加しました。
前半は大学におけるSDの在り方についての講義と、事例も交えた具体的な紹介を行い、
後半は各校のSDの現状、抱える課題等についてグループで話し合い、最後に話し合った内容をグループごとに発表を行いました。
 
勉強会終了後には、参加者同士で名刺交換や情報交換会を行い、知識や情報の共有だけでなく、加盟校間での人的交流の機会となりました。


 
勉強会の様子

 

「SD総論」
FD・SD専門委員会委員
杉原 明氏
(工学院大学 総合企画部 部長)
「事例紹介」
FD・SD専門委員会委員長
前原 征司氏
(明星大学 内部監査室 エキスパート)
ファシリテーター
FD・SD専門委員会委員
岩井 芙斗士氏
(東京薬科大学 入試センター 係長)

 

SD勉強会 開催概要

「大学におけるSDとは!?」

主に加盟校のSDを推進する若手・中堅職員を対象に、SDの在り方や各校が抱える課題について議論および情報共有し、加盟校内でのSD推進、および大学コンソーシアム八王子でのSDの在り方について情報共有し、加盟校のSD推進および大学の発展の一助となることを目指す。

申し込みはコチ(外部サイト)

開催日時 12月5日(火)14時~16時
申込期間 10月3日(火)~11月20日(月)
対  象 ①加盟校の職員
②今後、学内でSDを推進する役割を担う若手・中堅職員
①および②の方が対象となります。
到達目標 学内でSDを推進するための基本知識を身に着け、他の大学の事例を参考に所属する大学の課題に対するヒントを見つける。またこの勉強会を通じて、情報や課題を共有することで大学を越えた連携を強め、人脈広げることを目標とする。
講師・進行 講師:工学院大学 杉原 明 氏
講師:明星大学 前原 征司 氏
進行:東京薬科大学 岩井 芙斗士 氏
会  場 八王子市学園都市センター ギャラリーホール
(東京都八王子市旭町9番1号 八王子スクエアビル11階)
募集人数 各校2名程度
参  加  費 無料
問  合  せ 大学コンソーシアム八王子事務局
TEL:042-646-5740
メール:conso99[at]gakuen-hachioji.jp
※ [at]は@に置き換えて下さい
企画・運営 大学コンソーシアム八王子 FD・SD専門委員会

第12回FD・SDフォーラム 開催報告

令和5年8月22日(火)、8月23日(水)の2日間にわたり、第12回大学コンソーシアム八王子FD・SDフォーラムを開催いたしました。
「大学の生存戦略~教員・職員が今考えること~」をテーマに、基調講演及びパネルディスカッション(1日目)、
5つの分科会(2日目)を開催し、全国から延べ234名が参加しました。
今回は4年ぶりに対面で開催し、少子高齢化社会での大学の役割を考える機会と共に、情報交換会では高等教育機関に携わる関係者の交流を促進しました。

1日目(基調講演・パネルディスカッション)

挨拶
大学コンソーシアム八王子会長
河合 久 氏 (中央大学 学長)
挨拶
八王子市 副市長
木内 基容子 氏

 

基調講演①
文部科学省 高等教育局 大学教育・入試課
大学入試室長

平野 博紀 氏
基調講演②
共愛学園前橋国際大学 学長
大森 昭生 氏
 
基調講演③
桐蔭横浜大学 学長
森 朋子 氏

 

 
パネルディスカッション
ファシリテーター
大学コンソーシアム八王子
FD・SD専門委員会 副委員長
中央大学
澁川 幸加 氏

 


2日目(分科会)

第1分科会(高校の探究と大学のアクティブラーニングへの接続
 
第2分科会(リカレント教育における大学の役割
 
第3分科会(理系人材育成に向けた高大接続
 
第4分科会(大学の学びを活かした就職支援
 
第5分科会(大学連携によるeラーニング教材の開発と共通基盤教材の活用

第12回FD・SDフォーラム 開催概要

「大学の生存戦略~教員・職員が今考えること~」
 
少子化加速の影響は教育界に確実に及んでいます。2022年の国勢調査によると、日本の総人口は11年連続で減少幅が拡大している中、教育行政政策においては、2018年11月に「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」(中央教育審議会答申)において、高等教育改革の実現すべき方向性として、「学修者本位の教育の実現」が示され、これを受け、2022年10月に大学設置基準の大きな改正が行われました。
 
このような背景のもとで、大学は生存戦略として、18歳のみを対象とするのではなく、リカレント教育やリスキリングなど様々な教育活動を通じて社会のニーズに対応し、学修者本位の教育の実現へ向かわなければ、新たに入学希望者を獲得するのが困難な状況に陥ることが容易に想像できます。
 
教育改革を実践されている方々をお招きし、その取り組みについて、大学教職員および関係者の皆様と情報共有を図るとともに、各大学の生存戦略の一助となるようFD・SDフォーラムを開催いたします。
 

概   要

申し込みはコチ(外部サイト)

1日目:2023年8月22日(火)基調講演・パネルディスカッション・情報交換会
2日目:2023年8月23日(水)分科会
(1)平野 博紀 氏(文部科学省 高等教育局 大学教育・入試課 大学入試室長)
(2)大森 昭生 氏(共愛学園前橋国際大学 学長)
(3)森 朋子 氏(桐蔭横浜大学 学長)
(第1分科会) 高校の探究と大学のアクティブラーニングへの接続
(第2分科会) リカレント教育における大学の役割
(第3分科会) 理系人材育成に向けた高大接続
(第4分科会) 大学の学びを活かした就職支援
(第5分科会) 大学連携によるeラーニング教材の開発と共通基盤教材の活用
申込受付は終了しました。
<申込の流れ>
①Sports Entryに登録 > ②フォーラムへお申込み
●申し込みには「Sports Entry」のエントリー・決済システムを使用しますので、「Sports Entry」への会員登録をお願いします。
●お支払いには、コンビニまたはクレジット決済がご利用いただけます。参加費支払い完了により申込が確定します。                                                

<申込完了後の流れ>
①参加分科会の決定、参加証の受領(8月10日頃)
・参加いただける分科会等のご案内と参加証をメールにてお送りいたします。
②参加証のご持参
・プリントアウトした参加証を開催当日の受付にてご提示をお願いします。

八王子市学園都市センター
(東京都八王子市旭町9番1号 八王子スクエアビル11階・12階)
【8月22日】
(基調講演等)イベントホール(12階)
【8月23日】
(第1分科会)イベントホール(12階)
(第2分科会)ギャラリーホール(11階)
(第3分科会)第1セミナー室(12階)※第2セミナー室から変更
(第4分科会)第1セミナー室(12階)
(第5分科会)第5セミナー室(12階)
・大学コンソーシアム八王子加盟団体及び全国の大学教職員・学生、学校教諭(高校・中学校等)
・八王子市役所職員、教育関係のNPO法人職員/その他高等教育に関心を持つ方

所属 フォーラム参加費 情報交換会費
大学コンソーシアム八王子
加盟校・団体
無料 2,000円 ※
非加盟校・団体 1,000円 ※ 2,000円 ※

※別途、エントリー手数料(220円)がかかります。

▼申し込みに関するお問い合わせ
「Sports Entry」お問い合わせフォーム
 
▼フォーラム内容に関する問い合わせ
大学コンソーシアム八王子事務局 TEL:042-646-5740                                     
主催:大学コンソーシアム八王子
共催:八王子市
後援:文部科学省 東京都教育委員会 大学e-ランニング協議会 朝日新聞社
株式会社アントルビーンズ
株式会社教育ソフトウェア
株式会社タイムインターメディア
大学コンソーシアム八王子 FD・SD専門委員会

1日目プログラム(8/22)

13:00〜13:15 大学コンソーシアム八王子会長/八王子市長 挨拶

河合 久 氏 大学コンソーシアム八王子 会長(中央大学 学長)
石森 孝志 氏 八王子市長

13:15〜13:45 文部科学省挨拶および基調講演(1)【平野 博紀 氏】

タイトル 学修者本位の大学教育の実現に向けて
~大学の強み・特色を生かした教学マネジメントの確立を中心に~
キーワード 最新の政策動向を踏まえた大学生存戦略
概要 各大学が、その強み・特色を生かした教学マネジメントの確立を図ることができるよう、大学設置基準の改正、高大接続に関する動向など、最新の政策動向について紹介するとともに、本フォーラムの趣旨を踏まえて、各大学が「生存戦略」を考えるに当たって参考となるよう、いくつかの視点を提供する。
登壇者 平野 博紀 氏(文部科学省 高等教育局 大学教育・入試課 大学入試室長)
プロフィール 早稲田大学政治経済学部卒業、政策研究大学院大学修士課程修了。2002年文部科学省入省。高知県教育委員会生涯学習課長、文部科学省高等教育局国立大学法人支援課課長補佐、スポーツ庁競技スポーツ課課長補佐、高等教育局大学振興課大学改革推進室長、総合教育政策局教育人材政策課教員免許企画室長を経て現職。

13:45〜14:45 基調講演(2)【大森 昭生 氏】

タイトル 「共愛12の力」を育む地学一体の学び
~教学マネジメントの視点で考えるCommunity Based Learning~
キーワード 「地域連携教育と教学マネジメント」
概要 共愛学園前橋国際大学は「地域の未来は私がつくる」を掲げ、地学一体の学びを生み出してきました。それは地方大学の役割だから。しかしその考え方は学修者本位とは言えません。学生には予測困難な時代に幸せに生きる「共愛12の力」を身につけてもらいたい。そう思うとき、大学だけでは無理で、地域と共に学びを創るしかなかったのです。DPからカリキュラムを生み出す教学マネジメントの視点で、改めて地域連携教育を考えてみたいと思います。
登壇者 大森 昭生 氏(共愛学園前橋国際大学 学長)
プロフィール 1996年に共愛学園に着任、国際社会学部長、副学長等を経て、2016年より学長。専門はアメリカ文学で特にヘミングウェイを研究。中央教育審議会では、教育振興基本計画部会や大学分科会の委員を歴任。内閣官房や文部科学省の各種委員等の他、群馬県教育振興基本計画策定懇談会座長、前橋市デジタル田園都市国家構想アーキテクト統括等地域における公的委員を多数務める。群馬県総合表彰(男女共同参画分野)。全国の学長が注目する学長ランキング2年連続1位(大学は教育で注目する大学4位)(大学ランキング2023・2024)。

休憩15分
15:00~16:00 基調講演(3)【森 朋子 氏】

タイトル 今こそボリュームゾーン教育に取り組もう!
~学生の資質・能力を真に伸ばす大学になるために~
キーワード 「新しい教養教育」「非認知能力の育成」
概要 認知能力の一部を測るのが偏差値でありそれに多くの大学と高校が囚われている中で、桐蔭横浜大学は社会との接続を鑑みて、新たに教養教育や準正課プログラムにおいて非認知能力の育成に取り組んでいる。
登壇者 森 朋子 氏(桐蔭横浜大学 学長)
プロフィール 関西大学教育推進部教授を経て、2020年度に桐蔭学園に着任。桐蔭横浜大学副学長を就任後、2022年度から現職。教育研究開発機構 機構長を兼務。専門は人の学びの構造やプロセスを解明する学習研究であり、児童・生徒・学生を対象とした小学校から大学までの幅広い学びと成長を対象とする。ケルン大学哲学修士、大阪大学修士・博士(言語文化学)。


16:00~17:00 パネルディスカッション

パネリスト 大森 昭生 氏(共愛学園前橋国際大学 学長)
森 朋子 氏(桐蔭横浜大学 学長)
平野 博紀 氏(文部科学省 高等教育局 大学教育・入試課 大学入試室長)
ファシリテーター 澁川 幸加 氏(中央大学 文学部教育学専攻 特任助教、教育力研究開発機構 研究員)

17:00~18:30 情報交換会(事前申し込み制)

講師を交えながら全国から参加いただいた皆様と情報交換ができます。
立食形式で軽食を楽しみながら、学校現場における情報交換や仕事の悩み相談など、教育関係者同士で交流を深めてみませんか

2日目プログラム(8/23)

第1分科会 9:30~16:00 「高校の探究と大学のアクティブラーニングへの接続」
※午後のみの参加も可

テーマ 高校の探究と大学のアクティブラーニングへの接続
~入試・カリキュラムマネジメント・教員研修・「問い」の観点から~
対象者 大学教員、大学職員、企業関係者、中等教育機関関係者、NPO法人関係者
内 容 高校での探究の実態と、それをふまえた高大接続について、高校・大学・生徒/学生の3視点をもとに議論する。まず高校・大学での事例および生徒/学生からの声を紹介し、高校及び大学が抱える課題を整理する。その後、グループに分かれて、整理した課題と自校が抱える課題や事例を関連づけながら、これからの高大接続に向けて自校ができる取り組みについて議論する。
事例紹介者 ・島津 聡氏(八王子東高校 教諭)
・宮里 翔大氏(桜美林大学 教育探究科学群 助教)
・川妻 篤史氏(桐蔭学園中等教育学校・高等学校 教諭、桐蔭横浜大学 研究員)
・八王子東高校 卒業生1名
・桜美林大学 教育探究科学群 新入生1名
ファシリテーター 澁川 幸加 氏(中央大学 文学部教育学専攻 特任助教、教育力研究開発機構 研究員)
会場 イベントホール(12階)

第2分科会 9:30~12:00 「リカレント教育における大学の役割」

テーマ リカレント教育における大学の役割
対象者 大学教員、大学職員、企業関係者、中等教育機関関係者、NPO法人関係者
内 容 内閣府は経済対策の重点事項にリスキリング(学び直し)支援を掲げており、リカレント教育は喫緊の課題となっている、少子化に直面している大学は個人および企業の新たな教育ニーズとしてリカレント教育に目を向ける必要があるのではないだろうか。そこで、企業の立場から、さらに個人でもリカレント教育を実践している宮崎氏を招き、学び直しの機会を提供するべく、大学の役割を参加者とともに考えたい。
事例紹介者 宮崎 翔太 氏
(日本マイクロソフト株式会社 パブリックセクター事業本部 ・デジタル・ガバメント統括本部 公共戦略営業本部 本部長)
ファシリテーター 長尾 素子 氏(拓殖大学 商学部 国際ビジネス学科 教授)
会場 ギャラリーホール(11階)

第3分科会 13:30~16:00 「理系人材育成に向けた高大接続」

テーマ 理系人材育成に向けた高大接続
~高校・大学双方の立場から理系の高大接続を考える~
対象者 大学教員、大学職員、企業関係者、中等教育機関関係者、NPO法人関係者
内 容 デジタル・グリーン等成長分野の学部拡充が求められるなど、理系人材の育成は大きな課題となっている。本分科会では、理系分野に進学する高校生の実情について元高校校長である講師に高校側の立場でお話しいただくとともに、コンソーシアム加盟大学からは受け入れ側の状況や課題を報告し、両者の立場からより幅広い理系人材育成に向けた高大接続についてディスカッションする。
事例紹介者 ・上林 正明 氏(東京純心大学事務局 管理部長、神奈川県立高校 元校長)
・田中 祥貴 氏(工学院大学 入学広報部 次長)
ファシリテーター 杉原 明 氏(工学院大学 総合企画部 部長)
会場 第1セミナー室(12階)

第4分科会 9:30~12:00 「大学の学びを活かした就職支援」

テーマ 大学の学びを活かした就職支援
~キャリア教育と就職支援連携の取り組み~
対象者 大学教員、大学職員
内 容 就職協定の廃止で就職活動が早期化される中、学業と就職活動の両立が望まれる。教学マネジメントの質保証という観点からも学修者本位の教育、教育の成果を出口に結びつけていくことからキャリア教育と就職支援を連携したキャリア形成支援が必要になる。工学院大学での取り組みをお話しいただくとともに、実現するための課題や自校ができる取り組みについて意見交換する。
事例紹介者 佐野 勇一郎 氏(工学院大学 就職支援部 次長)
ファシリテーター 二上 武生 氏(工学院大学 教育推進機構国際キャリア科 キャリアデザインセンター長)
会場 第1セミナー室(12階)

第5分科会 13:30~16:00 「大学連携によるeラーニング教材の開発と共通基盤教材の活用」

テーマ 大学連携によるeラーニング教材の開発と共通基盤教材の活用
対象者 大学教員、大学職員、企業関係者、中等教育機関関係者、NPO法人関係者
内 容 大学eラーニング協議会の協力で実施する分科会です。同協議会では、大学連携による教材開発の実施、共通基盤教材システムの運用、eラーニングやICT活用教育の事例共有を行っています。本分科会では、共通基盤教材(英語,日本語,数学,情報,SPIなど)の紹介とその活用方法、教材の開発事例(統計学など)、共通基盤教材の利用事例について報告を行い、その後、議論を行います。
事例紹介者 小松川 浩 氏(公立千歳科学技術大学 教授)他
ファシリテーター 望月 雅光 氏(創価大学 地域・産学連携センター センター長)
会場 第5セミナー室(12階)

過去の開催報告(アーカイブ)

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